元リケジョがママになりました。

元研究者の、ちょっと変わった視点で見た「世の中」を綴ります。

英語学習とピアノ習得は似ているので、独学でも英語ができるようになれるんじゃないかと思った。

今回の記事は長くなるので、目次をつけときます。↓

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この考えに至るまでの道のり。

 

来る2020年。

東京オリンピックだの、教育改革だので、英語学習が私の中でホットワードになっているわけですが。

 

以前にこんな記事を書きました。

 

 

ssca-koga.hatenablog.com

 

 

ssca-koga.hatenablog.com

 

 

一本目は、ネイティブな日本語スピーカーである私が、どうもつかみどころのない英語とどうしたら仲良くなれるのかを真面目に考えた記事で、二本目は、英語学習のモチベーションを上げるにはどうしたらいいかを真面目に考えた記事でした。

我ながら、珍しく真面目に考えました。

 

 

今回は二本目の記事の続きです。

 

 

二本目の記事で、英語学習へのモチベーションについて真剣に考えた結果、どうも以下のような仮説にたどり着きました。

 

「私はピアノが好きなんで、ピアノと同じ感じで英語も勉強したら楽しく勉強できるんじゃないか。もしかしたら、ピアノと同様、英語も独学でいけるんじゃないか。」

 

…こんな都合のいい解釈を事実にすべく、この観点から英語勉強法を構築してしまおう、と悪巧みをしている最中です。

 

私は英語ができるわけではありません。なので、以下の文言にはなんの信憑性もありません。

 

でも1つ言い訳しておくと、私は元理系研究者です。

研究者は、実験結果が想定できて、自分の主張したい結論が出せる、というところまでストーリーを組み立ててから、はじめて実験をするのです。やみくもに「あれをやってみたけどだめだった」「これをやってみたけど、ちょっと効果はあったっぽい」なんていきあたりばったりなことしてたら、時間もお金も労力も費やすだけで、いつまでたっても目的を果たすことはできません。

そんな研究職の職業病を引きずりながら、「他でもない、この私が、英語ができるようになる方法」を構築し、身をもって証明しようともがいているわけです。

 

「英語ができるようになる○個の方法」みたいな立派な記事を書くつもりはありません。(そのつもりでこの記事にたどり着いた方がいたら、すみません。)

これは私のただの奮闘記です。

 

 

で、今回の本題です。

 

英語とピアノは似ている気がするので、ピアノを練習して習得していくのと似たような感じで独学で英語も習得できたらいいな、

 

です。

 

もしこの手法が確立したら、英会話スクールに高いお金出して通ったり、ネット英会話に課金したりすることなく、英語ペラペラになれるんですよ!すごいでしょ?

 

……と、一人で張り切っております。

 

 

ピアノについて触れておく。

 

まず、ピアノについて、お話しなければいけませんね。

 

ピアノは独学で弾けるようになるの?

 

答えはYESです。

何故ならそういう人が私の周りにもインターネット上にもいるから。

ただし条件があります。

大人になってからなら、独学で十分いけます。

目安は中学生以上…かな。

何か目的のために、自分で本やインターネット媒体を調べ、それを理解し、実行することができるようになるくらいの力があれば、ですね。

 

ピアノ教室に通ったほうがもちろん分かりやすいし、心強いですが、ピアノの場合、音楽教室と自主練のウエイトは2対8とか1対9です。自宅でコツコツ練習してなんぼの世界です。ピアノ教室に通っただけじゃ、いつまでたっても実用的なレベルにまでは到達しません。

ですので、ちゃんと本などで情報を仕入れて理解し、自宅で練習をすれば、音楽教室に通うのとさほど変わらないペースで上達できると、私は勝手に思ってます。

 

そんなこと偉そうに言ってますが、私はピアノを独学で弾けるようになったわけではなくて、幼い頃からピアノ教室でレッスンを受けていました。

 

私は5歳くらいからピアノ(個人レッスン)を習い始め、バイエル→ブルグミュラーツェルニー、ハノン、ソナチネと、ピアノの王道を進み(これ全部教本の名前です)、ソナチネアルバム1をかじったところで習うのを辞めてしまいました。

11歳の頃だったと思います。

 

固有名詞が多くて分かりにくいので、ここでちょっと内容を解説します。後々に出てくる「英語習得法」にも参考になるかもしれませんので、ちょっと退屈かもしれませんが「ピアノを習得していく過程」をここで説明しておきます。

 

 

ピアノの習いはじめについては、私自身の記憶は無いので、ピアノを習っている最中の娘の事を参考に書きますね。

 

幼児がピアノを習い始めるとき、まずはドの音符を習い、ドだけの曲を、楽譜を見ながら弾きます。次は右手はドとレ、左手はドとシ。その次はドレミ、ドシラ。音程と合わせて、音の長さの符号(2分音符とか4分音符)、休符も少しずつ入ってきます。曲の長さは、だいたい8〜16小節。20秒もかからずに曲が終わります。ゆっくりでシンプルで、短い曲。

一番初めに取り組む「オルガンピアノの本」なんかはそういう構成になっています。

常に楽譜とセットで、楽譜を見ながら鍵盤をたたいていきます。オルガンピアノの本の中盤ではじめて、左手と右手を同時に弾く曲が出てきます。そして徐々に読める音を増やしていって、単調(ちょっと暗いかんじの、ラジドレミを使った曲)とか、ト長調(高い方のソラシドレを使った曲)も入ってきます。

幼児は集中力が続かないので、あまり家でも練習する、といったことはしません。なので、週に一回のレッスンの日にちょこっとやる、程度で、オルガンピアノの本はじっくり1年かかったりします。

オルガンピアノの本が終わる頃になると、音あてクイズができるようになってきます。ドの音を示した後に、ピアノの適当な鍵盤をたたいて、これは何の音でしょう、と聞くと、八割がた正解が返ってきます(相対音感といいます)。

さらに、簡単な曲の耳コピができるようになります。まだ探り探りですが、聞いた曲のメロディーの一部をドレミで言ったり、ピアノで弾くことができるようになってきます。

次女は今この段階です。

 

この先になると、ようやくバイエル(バイエルさんが作った練習曲集)にとりかかります。バイエルに収められている曲には番号がふってあって、確か1番から100番ちょっとくらいあったと思います。

上記のオルガンピアノの本が終わっていれば、バイエル12番くらいから始めることになると思いますが、番号が上がるごとに、少しずつ少しずつレベルアップしていく感じです。

先生によってはどんどん飛ばしていったり、順番をかえたりもしますので、丁寧に一曲ずつやっていく、という感じではありません。

現在、長女は65番あたりを練習しています。ちょうど、指くぐり(ドレミファソラシド、と続けて弾くときに、親指(ド)、人差し指(レ)、中指(ミ)、…の次に親指でファの音を押さえるってやつ。そうすると上のドまでなめらかに弾けるのです。)が出てきたところです。それから、もう少し進むとシャープ(#)が出てきます。黒鍵を弾くやつです。曲の長さは、30小節くらいかな。1小節あたりの音符もぐっと増えて、スピードも上がるしボリュームも増えます。曲の長さは、1分程度かな。

このあたりまで来ると、右手と左手を独立して上手に弾く事ができます。

相対音感はだいぶしっかりしてきて、シャープやフラット(♭)が無いメロディーであれば音を聞いてすぐにドレミで歌えるし、弾くこともできます。そしてそれにオリジナルの伴奏をつけることもできます。

 

私が子供の頃は、クラシック楽譜に載っていないような、例えばコードなどの音楽理論は全く習ってこなくて、理論として習ったのは「イ長調」とか「変イ長調」とか、そういう、スケールっていうのかな?それだけでした。ハ長調(ドレミファソラシド)を、ト長調(ソラシドレミファソ)にすると、ファに#がつくよ、とか。

 

娘たちのレッスンを見ていると、今の段階でもコード(和音)を教えてくれるんです。I、IV、V、V7とか。で、和音の聞きとりクイズを出されたりします。この音はどのコードでしょう?って感じに。長女も次女も、結構聞き取れているようです。

コードがわかれば、あとはそれをバラせば、いろんな伴奏ができるんです。Iのドミソの和音をバラして、ドソミソ〜にしたり、ミソミソ〜にしたり、ドミソドミソ〜(三拍子)にしたり。バイエルの前半はかなりの曲が、このパターンに入ってます。長女はこのパターンを使って、知ってる曲をアレンジして遊んだり、たまにテキトーに弾いてプチ作曲したりしています。

 

練習の方はというと、最近は長女も次女も、ほぼ毎日、ピアノに向かっています。今練習中の曲を1〜2回弾いて終わりですが。それでもコツコツ続けていると1週間で一曲仕上がるんですよね。毎日進歩が見られて、私も楽しく眺めています。

 

長女は、ちょっと前までは全然練習しませんでした。「わたしピアノそんな好きじゃないんだよね〜ふふーん」なんて言って。本当はバイオリンをやりたかったらしくて、でも、バイオリンの基礎は鍵盤楽器から、と先生に説得されてピアノから始めることにしたのです。

しばらくは家では全然練習しなくて、辞めたいとまで言っていたのですが、先生から「家での練習はしなくても大丈夫ですよ、レッスンのときに色々と楽しめることやりますから」と言われて、本当に全く練習せずに続けていたのです。

それがあるとき、音楽教室の独自のグレードテストを受けて、それに合格したらご褒美にバッジがもらえたんです。グレードテストに合格するごとに、バッジがもらえるということを知って、バッジとかアイテムを貯めるのが好きな長女は、たったそれだけですっかりヤル気になり、「バッジ全部ゲットする」を目標にして日々練習に励んでいます。

……と娘は言ってはいますが、本当はね、少し難しくてきれいな曲が上手に弾けたときの嬉しさってものが分かるようになってきたんじゃないかなと、私は思っています。

昨日弾けなかったひとフレーズが、今日は弾けたってだけで、嬉しいものです。それの積み重ねで、一曲弾けたら結構な達成感ですから。

 

 

で、バイエルが終わるころには、だいたいの楽譜は自分で読めるようになっていると思います。技術としては、幼稚園や保育園の先生になれるレベル。童謡などの伴奏が弾ける程度です。

例えばこんな曲が弾けるようになると思います。

 

「人形の夢と目覚め」

https://www.youtube.com/watch?v=XrGa044Huyg

お風呂が沸いた時の曲にも使われているそうですよ。

 

ここまでくれば、多分、ポップスを耳コピして、簡単な伴奏をつけて弾く事ができると思います。

 

バイエルが終わるとその次に待ち構えているのがブルグミュラー

ブルグミュラーは25曲。バイエルと違って、ひとつひとつに曲名がついています。

ただの技術向上のための練習曲、というよりは、どちらかというと曲自体に起承転結があって、弾いていて楽しいものが多いです。技術もさることながら、強弱記号なども増えてきて、表現力もつけていくことになります。

 

ブルグミュラーが終わる頃になれば、あの有名な曲が弾けるくらいのレベルになります。

 

エリーゼのために

https://www.youtube.com/watch?v=BSXV1crkcKc

 

これくらいになると、小学校や中学校の音楽のピアノ伴奏ができる…かな?と思います。街中で流れている曲はほとんどドレミ…の音階で認識できますし、コードも、よく使われるもの(I、V、V7、IVくらいかな)なら何となくぱっと聞いただけで理解し、ピアノで弾くことができると思います。

  

そしておそらくこの頃から、ひたすら指の体操をストイックにやらせる「ハノン」が登場します。同じ動きを行ったり来たりしながらひたすら繰り返す、というやつ。筋トレみたいなものです。

 

そしてさらに、「ツェルニー」が始まります。

私、このツェルニーさんがどうも相性が悪いみたいで。ツェルニーさんもバイエルさんと同様、練習曲を淡々と弾かせていくパターンです。しかしながらバイエルよりもさらに退屈な曲が多いんです。盛り上がりも無いし、キラキラしていないし、それなのにただただややこしい。(私の記憶の中では、ね。)

楽譜を読むのが苦手で、音から入りたい私にとっては、苦痛の極みでした。

ツェルニーのうち、「ツェルニー100番練習曲」という本が終わると、レベルとしてはこれくらいかな↓

トルコ行進曲

https://www.youtube.com/watch?v=exhiil4J5NU

「ユモレスク」

https://www.youtube.com/watch?v=lUia8hzEMYQ

 

 

少しレベルアップした、「ツェルニー30番練習曲」という本に入ると、並行してソナチネが始まります。

 

ソナチネソナチネさんという人がいるわけではなく、モーツァルトとかベートーヴェンとか、そういう人たちが作った「ソナタ形式」の曲を集めたのが「ソナチネ」です。(ソナチネソナタの複数形、らしいです。)

ツェルニーよりはいくぶん楽しかったけど、やっぱりクラシックの初歩。ポロポロと上品に奏でる曲が大半なんです。ショパンの幻想即興曲とか、リストとかのように迫力のある曲はまだ弾けないんです。

有名な曲は、モーツァルトピアノソナタハ長調K545でしょうか。うちの洗濯機の開始メロディーです。

https://www.youtube.com/watch?v=M0HMSTy0GpI

 

この頃になると、もう私は仮病を使ってレッスンをちょくちょく休むようになります。曲は退屈、楽譜を読むのも億劫。レッスンに行けば、ここを間違えるなとか、ここは弾き方がちがう、とか、とにかく練習してきなさい、と厳しい言葉ばかり。

練習というと、この頃になると毎日少なくとも1時間は弾くことを求められたりします。3冊併用で、しかも1冊につき2曲練習してくるように言われたり、ハノンに至っては「1番から5番まで毎日弾いて」みたいなことも言われたりするのです。音楽の道を目指すひとは多分、このレベルになると毎日何時間も練習していると思います。それだけ、指の滑らかな動きを獲得したりキープするには、練習量が必要になるのです。

私は、しばらくは渋々頑張っていましたが、もう少しで中学校、というタイミングでピアノを習うのを辞めました。

 

そもそも私は手が小さく(今まで私より手が小さい人を見たことがない)、1オクターブがギリギリ届くか届かないかくらいでしたので、子供ながらに、私にはこれ以上は無理だと見切りをつけていたってのもあります。

 

ピアノに対するネガティブな感情が一変したのは中学校です。

たまたま合唱が盛んな中学校に入学し、先輩方の合唱にすっかり感銘を受けてしまいました。

合唱もさることながら、その伴奏もすっかり気に入って、手当たり次第、伴奏を弾きまくっていました。

クラシックとは違って、ポップス調だったり、低音と高音をキラキラと響かせるようなものだったり。

ああ、こんな曲にもっと早く出会っていればな、と当時、心から思っていました。

「山の息吹」

https://www.youtube.com/watch?v=0s92oQhgpYM

「河口」

https://www.youtube.com/watch?v=Z2TkVBKNaO0

 

 

中学を卒業すると、またピアノは弾かなくなりました。とてもそんな時間的余裕がなくて。(ゲームばっかりしてたから。)

 

十数年のブランクの後、ピアノを再開したのは今から3年前、娘にピアノを習わせるために電子ピアノを買ってからです。

再開したての時はもう何も弾けませんでした。

覚えている曲も無いし、歳のせいか楽譜を読むのにえらい時間かかるし、指も動きが悪いし。

 

でも、時間はかかるけど練習すれば当時の楽譜でも弾けるようになるもんですね。

 

再開した当初は、子供が喜びそうなポップスとか、アナと雪の女王の曲を、ネットで楽譜を購入して弾いていました。

楽譜を購入するとき、せっかくだから簡単でもステキなアレンジのものを購入したいと思い、youtubeで音を聞きながら楽譜を探していたんです。

そうやってyoutubeをうろうろしているうちに、出会ったんです。ピアノ系Youtuberさん(ニコ生主さん?)の動画。

皆さん、ほんとうに楽しそうに弾いていらっしゃって。

自分のフィーリングで、自由に曲をアレンジして。

ポップスもロックも、ボカロもクラシックも。しっとりにしたり、きらきらさせたり、重さや疾走感を持たせたり。

ちょっとここで紹介させてください。どうしても紹介したい。素敵すぎて。

 

まらしぃさん https://www.youtube.com/watch?v=4Q4SKfslcNg

ござさん https://www.youtube.com/watch?v=IKWRa5lYN0E

D猫殿下さん https://www.youtube.com/watch?v=Xx19tmRCi9k&t=501s

 

こんな方々にあこがれて、私もアレンジを始めてみました。半ば、「プロじゃないとアレンジなんてできないと思うけど…」と、ダメ元で。

ピアノブランクがあっても、耳は残っていて、メロディーとベースと、簡単なコードの耳コピは比較的簡単にできるわけです。

そこにプラスして、独学でもっと多くのコードを勉強し始めたら、思いのほか簡単にアレンジができるようになりました。

 

今ではコードの比較的簡単なポップスなら、何回か音をしっかり聞けば、すぐにぽろぽろとピアノでアレンジして弾けます。

 

もちろん、Youtubeにアップするほどのレベルではありません。でも十分楽しいんです。「音楽」って言葉通り、音を楽しめている実感があります。

 

ここまでくると次に目指すは、やっぱりジャズですよね。

深みのあるコード、複雑でかっこいいリズム、素早い運指のテクニック、そして即興演奏。

指の動きが良くなるようにと、実家でホコリをかぶっていたソナチネを引っ張り出して、今更ながら練習しています。(ハノンも引っ張り出したけど、退屈なのでやめた…)

図書館でジャズの入門書を借りて、ちょこちょこ弾いてみたりしています。

 

こういうところが、大人ならではですよね。ある目的をもったら、そこに到達するまでになにをすればいいかを自分で考えて、自分の手の届く程度の課題を設定することができる。

つまらないことをやみくもにやらされることは無いんです。必要なことを自分で自由に選んでやればいい。

そして、別にできなくても誰にも叱られないんです。出来たらただ純粋に嬉しい。

 

大人になってからピアノを始めるメリットはここにもあります。使命感ではなく、単純に楽しめる。 

 

 

基本的に、大人になってから始めたほうが、上達は速いと思います。頭で考えながら学べるから、という理由と、既に様々な音楽に触れていて、かなりの蓄積があるから。あ、あと、手が大きくてちゃんと力があるのも大きなメリットです。それから、長時間、集中力が持続するってのも重要ですね。

 

ピアノ未経験で楽譜も一切読めないダンナに、娘が使っているオルガンピアノの本をやらせたら、1時間程で半分くらいまで弾けるようになりました。多分2時間あれば1冊終わります。一般的な幼児だったら週イチのレッスンで1年かかります。

  

 

ピアノと英語を対応させてみる。

 

さて、長々とピアノについて語ってきましたが、

さあ、ここからはこれをそのまま英語におきかえてみましょうか。

まず、先に英語とピアノ、それぞれの能力を対応させてみましょう。

 

 

(私の主観で勝手に対応させていきますよ。●がピアノで、○が英語です)

 

●楽譜がドレミで読める → ○アルファベットで書かれた文字が読める 

●楽譜を見れば、頭の中で音に変換できる → ○文章の意味がわかる 

●楽譜通りに弾く事ができる  → ○正しく英語を発音することができる 

●音を聞き取り、耳コピできる  → ○会話を聞き取り、シャドーイングできる 

●曲のアレンジができる  → ○知っている文と知っている単語を組み合わせて、自分が言いたい文を作ることができる 

●作曲できる  → ○自分の知っている単語や言い回し、文法などから、自分ならではの文を作り出すことができる

 

 それからレベルについて。

  

●バイエルの前半  → ○文字の少ない絵本レベル 

●バイエルの後半  → ○イマドキの日本の小学校で習うレベル 

●ブルグミュラー  → ○日本の中学校の英語教科書レベル 

ツェルニー(ポップミュージックのアレンジ等)  → ○日本の高校の教科書レベル 

ソナチネ以上(ジャズとか即興演奏等)  → ○ネイティブレベル

 

 としておきます。仮に。

 

で、実際の練習方法なのですが、

ピアノを練習するとき、どういった手順で練習しているかというと、

 

まずは楽譜の解読から始めます。(先生がお手本を弾いてくれることもあります)

 

解読は、まずは右手の1小節目からスタート。楽譜とにらめっこしながら弾きます。楽譜に「ドレミ」とカタカナでフリガナを振ることはしません。読みながらダイレクトに弾いていきます。読み間違えると変なメロディになるので、違和感があり、間違っていることに気が付きます。

 

右手がざっと最後までいったら、次はまた楽譜を見ながら、右手だけスムーズに弾けるように何回か練習します。(最初から両手で練習することもあります。)

 

右手が弾けたら、次は左手だけ。右手と同様、1小節目から弾いていって、何回か練習してすらすらと弾けるようにします。

 

左手練習はメロディが無いことが多くてつまらないので、上手く弾けてなくても早々に両手練習に入ったりします。

 

両手練習をはじめた頃は、たどたどしくて、止まり止まり。楽譜とにらめっこしながら弾いていきます。ここが1番もやもやする時期です。頭がつかれますし、つっかえつっかえで全然曲の美しさを感じられないので、辛い時期です。

このもやもや期を乗り切れば、「途中で2〜3回つっかえるけど、だいたい曲になってきた」という感触が得られます。このときには楽譜はポイントポイントしか見なくても弾けるようになっています。かなり頭が楽になってきます。

あとは、弾けない(弾きにくい)ところを集中的に練習すれば、曲が仕上がります。

 

一曲仕上がったら次に進むわけですが、また次は楽譜の解読からスタートになります。また弾けないところからスタートするので、ストレスではありますが、練習すればできるようになるということは分かっているので、弾けるようになることを楽しみにして取り組みます。

弾けないうちは楽譜の解読で頭がつかれるので、息抜きに前の曲を弾いたりします。完成した曲をひくのはやっぱりラクだし楽しいです。そうやって前の曲の完成度も意識せずとも高めていったりしています。

 

この方法を、まるっと英語にあてはめてみます。

 

1小節をだいたい英語1語とします。

 

バイエルレベルなら30小節です。

 

参考書の30語程度の文章(多分、5文くらい)を読んでいきますが、ここで、必ず発音しましょう。ピアノは必ず弾いて練習します。英語は必ず、発音しましょう。

 

ピアノは、弾けば正しい音階が耳に戻ってきますし、曲が違和感なく美しく響いていれば、正しく弾けていると即時確認できます。しかし、英語は正しい音はどれなのか、正しく発音できているか分かりません。

そこでかならず、参考書に付属しているネイティブスピーカーの音声を聞き、それを頑張って真似しましょう。恥ずかしがらずに、かっこよく喋りましょう。特に、スピードはネイティブスピーカーの音声と完全に同じになるように頑張りましょう。

 

ピアノは、弾けると美しい奏でとなって、それが私達に喜びを与えてくれます。ですので、英語も、いちいち楽しめる工程が必要だと思いました。

 

そこで、アレです。アレを使いましょう。

 

Google翻訳の、音声入力。

 

Google翻訳に話しかけましょう。

うまく聞き取ってくれたら、わーい、やったー! です。

 

Googleアシスタントやsiriでもいいのですが、たどたどしい発音でGoogleアシスタントさんが変な誤解をしたままうっかり検索されてしまっては、危ないサイトに繋がってしまうかもしれませんし、変な検索履歴が残ってしまい、非常に気まずいです。

ですので、Google翻訳を開いて、音声入力ボタンを押して、話しかけてみる、というのがベストだと思います。

 

はじめはたどたどしいはずです。ネイティブスピーカーのスピードなんてとてもついていけません。でも練習していくうちに、はじめは1文、次に2文……そして最後には30小節分の文章がペラペラと発音できるようになるはずです。

読むだけですが、ちょっとかっこいいよね。

もう、俳優さんになったつもりでかっこよく喋っちゃいましょう。

 

それができたら、次の曲です。

これの繰り返し。

 

このプロセスで重要なのは、ただ真似できたらいいわけではなくて、意味を理解して、文法もある程度意識しながら話す、ということです。

 

言えたら次、言えたら次、と進んでいって良いのですが、ときどきは、昔やった曲に戻って来るのもいいと思います。だって、既にペラペラと話せるんだもん。

弾ける曲を弾くと、そんなに労力はかからないにも関わらず、自己陶酔とポジティブ感情に浸れます。

 

 

私の「ピアノと英語は似ている…」という仮説が正しければ、上記のプロセスをひたすら繰り返していけば、いつの間にか口がフレーズを覚えているはずです。

英語も少しずつ聞き取れるようになり、英文を作ることもできるようになってくるはずです。

 

ちなみに子供のピアノレッスンで、作曲、を教えてもらうことはほぼありません。ピアノをひたすら弾きまくる。時々音楽理論を説明される。それだけですが、バイエルレベルでも簡単な作曲やアレンジがいつの間にかできるようになっているのです。

おそらく英語でも、繰り返し英文を理解して読んで、Google翻訳に語りかけて、わーい、とやっているうちに、英語のパターンを覚え、いつの間にか単語も覚え、自分で英文をアレンジすることができるようになるはずです。

 

じゃあそうなるためにはどれくらいの学習したらいいか。

 

参考に、子供がピアノを習うときの目安を書いておきます。

バイエルレベルなら、

週3〜毎日、10分程度を3年間。

ブルグミュラーレベルなら

週3〜毎日、30分程度を2年間。

ツェルニーレベルなら

毎日1時間以上。

 

毎日1時間なんて無理だよ!と思うかもしれませんが、仕方ありません。ピアノだってそれくらい練習しないとなかなか前進しませんから。

それに、「中学校レベルの英語で、十分英会話はできるようになる」と巷ではよく言われています。

私の定義では、中学校レベル=ブルグミュラーレベルなので、週3〜毎日、30分程度です。しかもバイエルレベルなんてきっと、中学校から英語を学んできた大人のみなさんならサクッと終わらせられるはずです。

ね?なんとかなりそうな気がしませんか?

 

とはいえ、毎日○時間以上やらないとできるようにならないよ、なんて聞くと途端にプレッシャーになりますよね。

そんなに構えなくてもいいと思います。

英語で話せるようになりたいな、受験のために英語伸ばしたいな、と目的意識を持ったときに、単語の暗記とか文法の復習なんて苦行を頑張るんじゃなくて、ただたくさん聞いて、たくさん話して、Google翻訳先生にそっと囁くだけでいいんです。

 

 

どんな教材を使ったらいいのか。 

 

勉強時間がどうこうよりもっと大事なのは、どの教材を使うか、です。

 本屋さんに行って、良さそうな参考書をピックアップしてみました。

 

改訂第二版 起きてから寝るまで英単語帳

改訂第二版 起きてから寝るまで英単語帳

 

 ↑単語帳ではありますが、例文も会話文も読み上げてくれます。

この「起きてから寝るまで」シリーズはどれも面白そうですね。

 

中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本

中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本

 

 ↑文法はこれを一読すればOKだと思いますよ。ひとつひとつ覚えようとしなくても大丈夫です。他の参考書を読んでいてわからない文法があれば、この本に戻ってくればいいのです。

 

 

 「ヒアリングマラソン

https://ec.alc.co.jp/lp/product/h4_course/

ハイレベルでもいけるよ!という方はチャレンジしましょう。

「毎月」系の教材はちょっと・・・という方は、ヒアリングマラソンの副教材の、English Journal↓が素敵だと思います。

 

 

 

こんな感じでどうでしょう?

なんとなく、で選んだので、なんの根拠もありませんが、判断基準としては、「わかりやすそう」と、「この英語、普段使いできそう」と、「楽しそう」です。

他にも面白そうな参考書があったら追加していこうと思います。

 

他にも、お手持ちの参考書(音声付き)があれば、この際全部「弾いて」みちゃいましょう。

 

 

この手法のまとめ 

ポイントをまとめますね。

 

  • CD等の音声を聞く。
  • 聞いた音声と同じくらいのスピードで、かっこよく言えるように練習する
  • google翻訳さんに聞いてもらう。
  • ただ真似するだけではなく、文法に思いを馳せながら言う。 
  • しかし覚えようと頑張らなくてもいい。
  • ひとつの文章がかっこよく言えたら、「おお、自分、かっけぇー!」と、大いに自分の素晴らしさを讃える。
  • そして次の文章へ。どんどん進む。
  • 時には昔の文章に戻る。

 

 

この方法、「かっこよくしゃべって英語習得~google翻訳さんが私のフレンド」

と名付けました。

この痛々しいネーミング。いいでしょ。

 

  

 

 いやいや、相手がいる状況で英会話しないとだめでしょ、と思われるかもしれません。

でもね、考えてみてください。私達は「会話」自体は十分できるのです。母国語で。相手に何を言われたら、どんなことを返そうか、なんてことは、既に私達の中にあるものなんです。

だからあとは、英会話とか論述とかをたくさん聞いて、英語を口から出す練習を積んでいけば、英語が出てくるようになりそうな気がしませんか?

 

英会話は、ある程度英語が出てくるようになってからでもいいと思います。特に私のような人見知りさんは。緊張して、失敗して、ネガティブな気持ちになって、「でも頑張らなきゃ」と無理やり自分を奮い立たせるよりは、ある程度自信を持ってから英会話をしたほうが楽しめると思うんです。

バイエルレベルの人が、いきなりセッションでピアノのソロパートを即興で弾けって言われたって、無理でしょ?

ツェルニーくらい弾けるようになってから、さらにコード進行をちょっと勉強して、ある程度即興に慣れてから、そういうステージに立てばいいんです。

きっと、ちょっと話せるようになったら、自然と「英会話してみたい」と思うようになると思います。

 

 

いやいや(二回目)、単語を暗記したり文法を覚えないと無理でしょ?と思われる人もいるかもしれませんね。

無理かもしれませんね。でもできるかもしれません。だから、やってみるんです。自分の理論で、できるかもしれない、と思ったら、やってみたくなるのが私です。多分、予備実験の段階(やり始め)で手ごたえがあるか無いかくらいは分かってくると思います。そうしたら、また手法を考え直せばいいのです。ポジティブな結果も、ネガティブな結果も、どちらも無駄にはならないのです。

私は今、英語ができるようになる楽しみよりも、「かっこよくしゃべって英語習得法」が効果があるのか無いのかの結果が楽しみです。

もしかしたら、今の私のモチベーションは、ピアノが好きだからその方法を英語に云々ではなく、実験をして結果を得られるまでのワクワク感のほうなのかもしれません。

 

 

 

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どうでしょう、この 「かっこよくしゃべって英語習得」

 

この学習法を使えば、英語ができるようになる、なんて保証はありません。

科学的根拠もありませんよ。

統計もありません。

 

ただの私の思いつきですので。

 

でももしこの記事を読んで、面白そうだなと思った方、ぜひ、この英語学習法を実践してみてください。そしてぜひその成果をご報告ください。ポジティブでもネガティブでも構いません。

一緒に、楽しめる英語学習法を作り上げていきましょう。

 

 

私も、今度こそ頑張ってみます。

家族の迷惑にならないように…。

いつになるかは分かりませんが、成果が出ましたら、ご報告します。

 

 

 

 

 

 

……そう言いながら、

 

ピアノに向かう私でした。

 

 

 

…申し訳ありません……。

ちゃんとやります…きっと。