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元リケジョがママになりました。

元研究者の、ちょっと変わった視点で見た「世の中」を綴ります。

子供を産むということ 番外編 いまどきの保育園・幼稚園事情をまとめてみる

 

こんにちは、コガです。

子供を生むということシリーズの本編で保育園が出てきたので、イマドキの保育園・幼稚園・認定こども園事情をまとめておきたいと思います。
私の住む自治体での話ですのでご了承ください。また、システムが複雑なので私自身よく理解できていないところごあるかと思います。基本的に2015年度入園の内容に準じて書いていきます。

 

認可保育園と認可外保育園と家庭保育室

親(や同居している祖父母等)が仕事、学業、病気等で子供の保育ができない場合に保育をしてもらうのが保育所保育所には大まかに3種類あります。

 

①認可保育園 ②認可外保育園 ③家庭保育室

 

認可保育園というのは、国の基準を満たしていて、認可された保育園のこと。認可の基準は詳しく知りませんが、園庭があるかどうかとか、給食やおやつがあるか、保育時間制限や、保育士一人に対して何人の園児まで対応するか等に決まりがあるようです。

認可外保育園はそういった細かい決まりは無いようですので、認可保育園よりややフレキシブル。私の近所の認可外保育園ではほぼ年中入園児を募集していますし、雑居ビルのワンフロアで保育する、というパターンが多いようです。学年が違う子供たちもみんなまとめて保育しているようで、それはそれで子供にとっていい刺激になるのかなと思います。夜間保育や一時保育をしているところもあって、柔軟性があります。

認可保育園の受け入れ可能月齢は6ヶ月からとか1歳からというところが多いうえ、私の住む自治体では「満1歳未満は延長保育ができない」とあるので、8時半から16時半までしか預けられません。通勤に1時間かかる私はどんなに時短しても1歳未満では職場復帰できないということになります。
ですので、こういった場合は認可外保育園を利用する他ありません。

ちなみに、認可保育園のなかには公立の保育と、私立保育で自治体に認可を受けたものの二種類があります。後者は、認可外保育の枠と認可保育の枠それぞれを、教室を区切るなどして運営していると聞いたことがあります。

さらに、保育とは別に家庭保育室というものがあります。これは0歳から満2歳になるまで申し込みできて、満2歳になった年の年度末まで保育してもらえる施設です。つまり、0歳児と1歳児専用の保育施設です。待機児童解消のために作られたシステムで、自治体の認可を受けて運営されていますので、保育可能人数や保育士の数など規定はあります。園庭は無くてもいいけどお散歩できる公園などを確保しないといけない、などの決まりがあるようです。
保育時間や延長料金は家庭保育室により様々ですが、基本料金は認可保育と同様で、利用する世帯所得から計算されます。
料金については後ほど。
1歳児までしか預けられないので、2歳児からは再び保育探しをしなければなりません。2歳児になれば保育の受け入れ人数が増えるのですが、それ以上に家庭保育室利用者がいれば、2歳児からの待機児童、なんて問題も生じてきます。

 

幼稚園と認定こども園

もう一つの選択肢として、幼稚園というものもあります。こちらは親や同居人が保育できる出来ないによらず、子供を通わせられる教育機関です。


幼稚園は、登園は一般的に10時〜15時くらいで、保育よりも「教育」の色が濃いです。体育、水泳、英語、言葉、工作などの教育プログラムがあるようです。運動会やお遊戯会、その他イベントがあり、親が参加する機会が多めなのも特徴です。
最近は預かり保育というものがあり、登園時間後17時とか18時まで預かってくれたり、夏休みや春休み期間中の預かりなどをしている園もあるようです。それでも保育より預かり時間は短いので、例えば核家族で両親がフルタイムで働くには保育園でなければ無理でしょう。

認定こども園 というものもあります。認定こども園には幼稚園が保育の機能を兼ね備えたものと、保育が幼稚園の機能を兼ね備えたものがあります。とはいえ、認定こども園の中に保育部門と幼稚園部門があって独立しているみたいです。申し込みも、保育園部門は認可保育園と同じ申し込み方法だし、幼稚園部門は幼稚園と同じ申し込み方法のようです。幼稚園部門に預けている親が何かあって長時間預けたい時に、保育部門が対応する、といったような柔軟性がプラスされた…のでしょうか?
私の住む自治体に認定こども園がありませんので詳しくなくてすみません。

 

保育所に申し込みできる人の基準と申し込み方法

認可保育に預ける際の基準は以下の通りです。

児童の父母が・・・

  1. 居宅外で1か月に64時間以上労働している
  2. 居宅内で1か月に64時間以上労働(家事以外)している
  3. 出産前後2か月
  4. 病気、けが、心身に障害を有する
  5. 病気や障害を有する同居の親族を介護している
  6. 災害の復旧にあたっている
  7. 求職活動や起業の準備を行っている
  8. 学校に通っている
  9. 児童虐待やDVのおそれがある

の場合、保育への申し込みができます。さらにこれら家庭の状況に応じて細かく点数がつけられて、点数の高い人が優先的に保育に預けられます。
こんな項目もあります。
「3年以上就労を継続している場合」「生活保護世帯」「認可外保育に2か月以上預託している場合」などは加点、「同居している祖父母(65歳未満)が無職である場合」「市外在住者」などは減点となります。ですので、場合によっては仕事や家庭の状況を証明する書類の提出を求められることもあります。働いている人は「稼働証明書」を会社に書いてもらわないといけませんし、3年以内に転職した経歴あれば、退職日が証明できる書類を提出しなければいけません。

 

申し込み時期

4月入園の申し込みは前年の11月頃に申し込みというところが多いみたいです。この時点でまだ産まれていなくても申し込みできるそうです。

4月入園以外の申し込みは、入園希望月の前月の中旬までに申し込みとなります。稼働証明や税関係(所得を証明する書類)等が必要になる場合があるので、早めに準備しないといけませんね。

 

申し込み方法

以上の基準を満たす人は、書類をそろえて市役所等に出向いて申し込みをします。この際、希望の保育を何か所か記入します。

申し込むとまず保育が必要かどうかの審査があり、審査基準に満たしていると「支給認定証」が交付されるそうです。つぎに保育の希望や優先順位の点数に応じて保育に割り振られて、めでたく保育へ入園できることになれば入園内定書が、入園できなければ入園保留通知(待機児童の証明書、みたいなものです)が交付されます。内定書を受けたら児童の健康診断と面接があり、問題なければ入園となります。児童の年齢にもよりますが、2~5日程度の慣らし保育(短時間保育)があります。

入園保留通知を受けた場合は、自動的に毎月保育の入園審査にかけられ、保育園に空きがあれば入園することができます。

 

料金

私の住む自治体の話ですので、参考程度に。

 

認可保育、家庭保育室は、世帯所得に応じて保育料が算定されます。

認可保育、家庭保育室の場合、2歳児までと3歳児以降は金額が違います。2歳児までは少し高めで、月額は最高で75000円程度。世帯所得が低くなればなるほど保育料も低くなり、中所得者層では4〜5万円程でしょうか。生活保護世帯は保育料ゼロ円です。
3歳児以降は、最高で35000円程度、中所得者層では25000円程です。
兄弟がいて、第一子が保育または幼稚園に通っている場合、第二子は半額、第三子以降は無料となります。
延長保育(朝7:30以前と夜18:30以降等)は1時間ごとに数百円かかりますが、月の上限は3000円ときまっています。

*東京都は上記より割安みたいです。

 

認可外保育補助金等はありません。ムスメがお世話になった保育では、給食無し、延長料金無しで月5万円程度、給食や延長料金をつけると6〜7万円になります。兄弟二人を預けたときに二人目半額制度はあるのかは分かりませんが、二人共預けるとなると結構な額になります。

 

幼稚園は、自治体から世帯所得に応じて補助金が支給されます。
基本的には月謝が3万円程度、送迎バス利用ならプラス数千円、入園時には入園金や制服代等がかかります。自治体からの補助金は世帯所得にもよりますが、中所得者層であれば月1万円弱ほどでしょうか。二人兄弟で、第一子が保育または幼稚園に通っている場合は、第二子の補助金は17000円程になりますので、「第二子の保育料半額」に近くなります。
延長料金は幼稚園によって様々みたいで、1日いくらでとるところもあれば、1時間いくらのところもあります。

 

 

私の住む自治体では来年度から保育がいくつか増設されました。土地の手配、保育士の手配や待遇、利用者のニーズ(質も量も)など、難しい課題はたくさんあると思います。自治体の保育担当の方からの連絡が結構遅い時間に来たりして、大変なんだろうなぁと想像しています。このゆとりのない時代に難しいかとはおもいますが、すこーしゆとりがあるくらいの環境整備をお願いしたいなぁと思っています。

 

 

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