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元リケジョがママになりました。

元研究者の、ちょっと変わった視点で見た「世の中」を綴ります。

眠れぬ台風の夜。

カテゴリー無し。

こんばんは、コガです。

これを書いているのは深夜、台風の暴風域真っ只中です。
こどもとスマホとかゲームのことを考えていたら、なんだか眠れなくて、ちょっと風に当たろうとドアを開けたら程よい暴風でした。

明らかに南からきましたって言わんばかりの、ぬるく湿った風。その風の匂いが、子供の頃に旅行した沖縄の夜を思い起こさせました。懐かしくて、ちょっと切ない思い出。暗くて星がよく見えて、ちょっと心細い、コテージへの道。普段見慣れていないイモリが部屋のドアにくっついていて、えらく警戒したっけ。


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最近の小学生は、携帯ゲーム機を持っている子がずいぶん多いなぁと感じます。
私自身、子供の頃はよくファミコンとかゲームボーイとかやっていました。昔は女の子でゲームをするのはマイナーなほうで、どちらかというと肩身が狭い思いをしていましたので、女の子男の子関係なくゲームを堂々とできる世の中になったんだなぁと、ちょっと嬉しい気がします。

でも、どこでもゲームをやっている姿を見ると、それもどうだろうと思ってしまいます。
晴れた放課後、友達と一緒に公園でゲーム。
家族で外食してるときも食事が来るまでゲーム。食べ終わったらゲーム。
顔を合わせることもなく、みなさんモニターばかりご覧です。

どうやら妖怪ウォッチというものが流行っているらしくて、なかなか内容は良いみたい。人間関係をうまく運ぶための人間心理をよく考えられたものらしい。NHKさんが、ポジティブな構成で特集していました。

でも、子供のこういった夢中な姿を見たり、休日の大型ショッピングセンターに列を作ってグッズ(というかコインとかトレカ的なもの?)を求める姿を見ると、果たして本当にいいものなのか疑問に思ってしまいます。

言葉は悪いかもしれませんが、とてもうまい戦略だと思います。①やりこみ要素や友達との通信等があると、子供は夢中になる。②内容が子供にとって良いと思えるものであれば、親も認める。
なるほど、商売とはこうするものか、と勉強になります。

遊ぶ側は、お金と、親子の貴重な時間を、ゲーム会社に注いでいることを忘れてはいけないのです。
週に1回のアニメを楽しむだけであれば問題ないのです。もちろんそういう子もたくさんいると思います。それから、雨の日に外で遊べないから、たまにはちょっとゲームやってみようかな、というくらいなら、問題ないのです。四六時中ゲームになる、ゲームのために際限なくお金を使う(100円だって子供には結構な額です)、それって、すごくもったいなく思えてしょうがないのです。

私もダンナも、「子供は外で遊べ!」な人間です。とにかく、子供のうちに体を動かすクセをつけておくことは体力作りや体力維持に大切だと思うからです。それから、五感をフルに使って遊んでほしいなという想いがあります。光、匂い、手触り、音。友達の表情、距離感(物理的なもなも、心理的なものも)、言葉と言葉の間、情緒。それって、身体能力にも危機回避能力にも、コミュニケーション能力にもなると思うのです。
もちろん、妖怪ウォッチをはじめ、ゲームに学ぶものもあります。でもあくまでもそれはほんの一部。「そればっかり」になってしまっては、ものすごくもったいない
ことをしていると思うのです。

私自身がゲームやパソコンに一生懸命になってきたからこそ、子供たちには、今しか手に入らないもっと大切なものがたくさんあるんだよ、と伝えたい。


どうか、顔を上げて、光を、風を、匂いを、温度を感じて、今、ここにしかない時間を存分に生きてほしいな、とほのかに願っています。


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沖縄のほうからやってきた風の匂いを体全体で浴びながら、そんなことを考えている夜です。


※マンションの奥まっている場所で、しかも北側なのでそこまで風は強くないだけであって、風が当たる側はいろいろ飛んでくると危険なので、良い子は真似をしないでください。 と付け加えておきます。