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元リケジョがママになりました。

元研究者の、ちょっと変わった視点で見た「世の中」を綴ります。

子供を産むということ その8~入院生活と授乳、授乳、乳腺炎・・・

子供を産むということ カテゴリー無し。

 

こんにちは、コガです。
妊娠、出産、育児にまつわるアレコレを、経験を交えてまとめ、いつか誰かのために(主に忘れっぽい自分と、ムスメのために)綴っています。
今回は産後の入院生活についてです。

 

 

入院という名の合宿生活

お産の日を0日として、5日目(産院によって違います)が退院日。

それまでに、

①授乳トレーニング

②調乳指導(粉ミルクの使い方)

③沐浴の指導

おむつ替えや着替えなどお世話の仕方指導

⑤母子の体調管理 

があります。

昼夜問わずに2~3時間おきに授乳(1回の授乳で30分から1時間近くかかります)をしつつ、合間を縫ってお食事(3回)とおやつ、自分の入浴をすませるだけでいっぱいいっはいです。子供が運良く寝てくれたら自分も休みたいところですが、決まった時間に体調チェックしにナースさん来るし、お食事も運ばれてくるし、なかなか休めません。常に眠くて気だるい、そして縫合痕が痛くて普通に座れない。赤ちゃんは泣く。
入院、というより、ハードな合宿。とにかく大変でした。

でも不思議なことに、ちゃんと体は回復するもので、産後すぐはご飯もまともに食べられなかったのに、あっという間にもりもり食べられるようになり、貧血症状も回復しました。
母乳を出すホルモンが、同時に母体の回復に働いたり、短くても質のいい睡眠がとれるように働いたりするそうです。なるほど、よくできたシステムです。遺伝子は自分が生きるためだけではなくてお世話することも想定して組まれている。感心するばかりです。

 

授乳、そして授乳

お産がおわって4~6時間くらいの間に、赤ちゃんに初乳を飲ませます。それから、日本ではK2シロップというものをのませます。ビタミンK欠乏性出血を防ぐものだそうです。
そしてその後は、2~3時間おきの授乳ラッシュがはじまります。
赤ちゃんが泣いたら、オムツを見て、汚れていたら替えて、おちちをのませる。左右のおちちを両方吸わせたら寝かせてオムツをチェックして、落ち着いて寝たらおしまい。まだ泣くようならもう一回おちちをがんばるか、ミルクを足す。でもミルクを足しすぎて母乳の頻度が減るとお乳は出るようにならないので、なるべくミルクは少なめに…。
これを1日8セット以上こなします。
はじめのうちは、乳首が慣れていないので切れたり痛みが出たりしやすいです。私は特に形が扁平ぎみだったので、ちゃんと赤ちゃんのお口の奥まで届かず浅飲みになって切れてしまい、激痛でした。特に左が重症で詰まってしまい、入院3日目には乳腺炎になってしまいました。触るだけでも痛い状態でしたが、ごりごり
マッサージをしてもらって詰まったお乳を出して、なんとか赤ちゃんに吸ってもらって…。これが唯一の治療法です。断乳、というテもありますが、助産師さんは諦めずに頑張ってくれたので、私も歯を食いしばって頑張りました。

 

なかなか辛いことばかり。でも、全身をバタバタさせてぎゃんぎゃん泣いてる動きは小動物みたいでなんとも愛くるしい。そしてモロー反射でびくってするのもかわいらしい。私は、赤ちゃんのお世話をすることに関しては全然苦になりませんでした。それも「お世話ホルモン」のおかげでしょうか?
赤ちゃんの泣き声を聞くだけで、お乳がきゅーっと出てくるのです。すごいなぁ。まさに哺乳動物。すっかり忘れていたけど、ワタシ、哺乳動物でした。

 

入院生活後半からは授乳前後に赤ちゃんの体重を測って、どれくらいお乳を飲んだかを確認します。乳腺炎だったこともあって、初めは授乳前後で体重の変化が無かったりしてがっくしすることもありましたが、最後のほうは、やっと20 mLくらい飲ませることができました。マッサージ&搾乳でとれた母乳も飲ませると合計40 mLくらいでしょうか。まだまだ足りない・・・。でも、乳腺炎になりながらも少しは飲ませられたことに自信をもつことができました。

このころの赤ちゃんは、1回で飲む量が毎日10 mLずつ増えていくとも言われています。退院の頃にはだいたい50~60 mL/1回くらいでしょうか。完全母乳を目標とかかげる産院でしたので、入院中はミルク無し(代わりに糖水を与えて)で頑張っていたのですが、新生児黄疸も強くなり始めていたので、退院後はミルクを足すように指導されました。

 

おいしい入院食の罠

イマドキの産院は、どこも入院食が豪勢だそうです。お産する人が減っているため、入院食を豪華にして競っていると聞いたことがあります。(一方で、産院自体が減っているので、妊娠確認後すぐにお産の予約しないといっぱいになってしまうところもある、とも聞きますので、真相はどうだかわかりません)

私のお世話になったところでも、旅館のお食事のような、食べきれないくらいのボリュームが毎日毎日出ました。退院前日には、それに加え、A5ランクの国産和牛のステーキがついてきました。すげーウマカッタ!

体力の回復と授乳のために頑張ってたくさん食べていましたが、助産師さんによると「あの入院食は全部たべたら食べ過ぎ!」だそうです。特に、脂っこいものはお乳を詰まりやすくするそうです。いろいろと事情があるようで豪華なお食事がでますが、ある程度は自分で管理しないといけないみたいです。

 

いよいよ退院

最終日の前日は母親の診察をして回復具合をチェックします。縫合したところの抜糸をしたりしなかったりも。

ちなみに赤ちゃんのほうはというと、黄疸の検査の他、希望すれば聴力検査や先天性代謝異常検査をしてもらえます。その時に血液型を教えてもらえます。

退院日。入院費用の精算(出産一時金の直接支払制度を利用していても5万円程度かかりました)をし、バスタオルやドーナツ枕、ミルクや沐浴剤のサンプルなどなど、大量のお土産をもらい、いよいよ退院です。

ハードな入院生活も、終わってしまえばいい思い出。(いまだに懐かしく感じます)

ふぅ、これからどうなることやら。

 

 

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