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元リケジョがママになりました。

元研究者の、ちょっと変わった視点で見た「世の中」を綴ります。

高齢者の熱中症対策―「適切な冷房の利用を」の呼びかけが届かない・・・

 

こんにちは、コガです。

 

お盆前よりはいくぶん暑さは和らいだ感がありますが、それでも気温35℃近い日が続いていますね。
高齢者の熱中症について、身近なところでドキッとする話を聞いたので綴っておこうと思います。

 

お盆前の暑い日の話。
私の実家は37℃を超える猛暑でした。実家では、母が90歳前後の祖父母の介護をしているのですが、すこし買い物に出かけていた間、部屋で冷房をつけたまま窓全開にしていたそうです。
理由は、

・冷房や扇風機の風を寒く感じた
・冷房の温度調節の方法や扇風機の首振りを止める方法が分からない(以前はできていたけれど、認知症が進んだことで分からなくなってしまった)

だそうです。

 

さらに、こんな話も。熱中症で亡くなった一人暮らしの高齢者の家では石油ストーブが炊かれていたそうです。

 

ああ、「適切に冷房を使用できない」状況ってこういうことなんだ、と思いました。

 

熱中症のニュースには、必ず「適切に冷房を使用すること」との呼びかけが添えられています。それでも室内で熱中症になる人(特に高齢者)が後を絶ちません。冷房があったとしても、です。

高齢者は冷房の無い時代を生きてきたから、冷房無しでも自分は平気だと過信しているのか、はたまた電気代をケチって冷房をつけていないのか、と私は思っていました。
中にはそういう方もいるかもしれませんが、もっと危険なのは、「暑さ、寒さの感覚が分からなくなってしまっている」レベルの高齢者です。

 

そんな高齢者はどのようにして熱中症対策をしたらいいか、考えてみました。

 

①介護する人が空調を管理し、高齢者本人は操作できないようにする。

これはなかなか大変です。エアコンのリモコンを高齢者が使えないようにするだけでは不十分で、窓や戸も勝手に開けないようにしないといけません。物理的にそれができなければ、よく言い聞かせるしかありません。認知症であれば、こちらが言ったことを理解することも難しいし、すぐに忘れてしまうかもしれません。

私の実家の場合は、もう何回言い聞かせても”窓全開”を繰り返しているので、これはもう無理なのかもしれません。

 

②介護施設にお世話になる

介護施設であれば、24時間空調管理された環境で、しかも利用者さんが誤って外に出てしまうことを防ぐ体制が出来ています。とにかく安心です。
おそらく、暑さ寒さが分からないくらいであれば、認知症等で介護認定も受けられるでしょう。

 

「適切に冷房を使用しましょう」に加えて、「高齢の方は、自分の感覚に頼らず、なるべく誰かに空調を管理してもらうようにしましょう」の呼びかけも必要なのかもしれません。それが高齢者に届くかどうかはわかりませんが・・・。

 

 

TANITA デジタル 簡易熱中症指数計 TT544-GD

TANITA デジタル 簡易熱中症指数計 TT544-GD